3/31本調子やなぎの会 & 4/1清水宏のサタデーナイトライブ

3/31 余一会「本調子やなぎの会」
池袋演芸場 〜20:00

昼間、用事だの仕事だのがあって、開演(2時)からは観られなかった。途中からでは立ち見だろうな、行くのをやめようかと思ったけど、前売りを買ってしまっていたので出かけた。池袋演芸場に着いたのは5時過ぎ、やっぱり立ち見であった。

柳亭左龍 「粗忽長屋2月に赤坂区民センターで聴いた小三治師匠の「粗忽長屋」の印象が強くて、あの素敵な粗忽ワールドと比べちゃうと物足りない。でも、左龍さんは去年真打になったばかりなんですよね、それを思うととても上手です。ちょっと間違えちゃったけど。
柳家小三太 とてもオカシイのだけど、噺家でこんなに落語がヘタなヒトがいると初めて知りました。私はまだまだ落語経験が足りないわ、落語界というのは奥が深いわ。なんていう噺をしようとしたのか分かりません。
林家正楽 紙切り
川柳川柳 昭和歌謡と漫談、そしてマラゲーニャ(今日はソンブレロなし)
柳家さん助 「親子酒」&踊り 踊りは下座に合わせたあてぶり“釣り糸が自分のアゴにかかった釣り師”。82歳だって。ゆっくりした話し方や昔っぽい言葉遣いとか、落語を聴くようになる前にもっていた落語家イメージそのままのおじいさん…とゆー感じの師匠でした。尻っぱしょり&頬かむりで下座に合わせてゆるゆる踊る姿が、いかにも昔の噺家らしくて、とてものどかな気持ちになりました。
仲入り
柳亭市馬 「三軒長屋(上)」
柳家三三 「三軒長屋(下)」
二人で25分くらいずつ、あわせて50分。市馬さんが二階の若い衆のケンカ騒ぎあたりまで、三三さんがその続き。痩せぎすの三三さんは、青筋立ててケンケン言い立てる姐さんそのまま。

3時間、立って聞ける体力と集中力がまだあってよかった。
もらったパンフレットの裏を見たら、今日の会のプロデュースは市馬さん、パンフレットのデザインは三三さん…とあった。


●4/1 「清水宏のサタデーナイトライブ やる気吹雪のお通りでぇ!」

@下北沢ザ・スズナリ 19:00〜21:15

ふと思いたって、怪優・清水宏のソロライブに行ってきました。

イラン人落語家 三遊亭ハッサン 三題噺に挑戦 客席から募ったお題は「めがね」陪審員」「松坂大輔」(もちろんちゃんとした落語じゃないですよ)。ハッサンの喋り方は彦いちさんの「掛け声指南」のタイ人セコンドに似てるな。彦いちさんと仲良しだから?
冒険ルポ フィギュアスケートに挑戦 41歳、アンダーグラウンドな演劇しかやってこなかった男、清水宏が青春をとりもどすべく、華やかなことに挑戦!というこのコーナーが好きで楽しみにしております。自分が前回観た時はゴルフだった。あれにも笑ったが、今回のよろよろスケートは本当に情けなくておかしかった。
シンバル漫談
すみませんでちゅ かつおとの確執に悩むタラちゃん、ストレスから飲酒運転で事故を起こして謝罪会見。
映画予告編 ギャング版まんが日本昔話/世界の中心、名古屋で愛を叫ぶだミャー
ヤル気まんまん男

清水宏。この季節に相応しいキチガイ
ところで、この人が所属していた劇団山の手事情社のライブ「ぴん」とゆーのがあるのですが、これが面白いです。イッセー尾形とか竹中直人のライブが好きな人にはおすすめ。次いつやるのかな、また観たいなと思い出しました。